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この度、五十嵐良雄さんの
【うつの人のリワークガイド】
を読みました。
この記事はこんな方にオススメです!
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みなさんはうつ病や双極性障害など
精神疾患への理解はありますか?
現代は昔と比較して精神疾患を
罹患する人が多くなっている現状があります。
国家公務員も多いといったニュースがありましたね。
みなさんの周りに急に休職した方はいませんか?
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私も双極性障害という
精神疾患の持ち主です。
日本では精神疾患への差別・理解が進んでいないのも事実。
うつ病から、いざ復職してもすぐに再休職する方もしばしば。
それは精神疾患を罹患する本人にも問題がありますが、
職場や周囲の理解が進んでいないという現状も
影響していると思います。
復職、転職をしたい、困っている方にはオススメです。
さっそくご紹介していきます。
作品情報
著者 五十嵐良雄
出版 法研
ページ数 167
読んだ動機
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・病状が落ち着いてきて
社会復帰が視野に入ってきたため
・仕事に対して若干の不安があるため
本のあれこれ
リワークとは
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そもそもリワークって何?
作業療法士の私なりの解説だと
復職や就職に向けて行うリハビリテーションのこと。
仕事の近い内容のデスクワークや軽作業、
病気について理解を深める心理教育や認知行動療法が行われる。
最終的には週5で通い、休職になった時の働き方や改善点を理解し、
社会復帰の際に再休職しないような体力や対処法を学んでいく。
現代の仕事は精神的に負荷がかかる
現代は昔と比較して業務量が多いです。
それはPCやITの普及により、効率的に仕事ができるから。
よって、職場や社会から求められる仕事量は増加をたどり、
一度精神疾患を患った方の社会復帰はハードルが高い現状があります。
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よくなったから復職してもいいよね!
お金のこともあって焦ったり、病状が良くなってすぐ復職すると
再休職してしまうこともしばしば。
ここは自身や社会の課題といってもいいかもしれません。
復職後の再休職を防ぐために
これは「リハビリ(リワーク)をして社会復帰すること」です。
リワークを通して
・時間通りに来れるかどうか
・最終的には週5で来ても疲労が少なく行えるか
・ストレスや仕事の対処法
・心理教育や認知行動療法
職場の理解も必要
これは結構大事なウエイトを占めるかもしれません。
精神疾患の理解や差別は現在もあり、
「甘えじゃないか」と思っている方もいるでしょう。
もちろん甘えではありませんし、
当事者である私はその考えが理解できません。
再休職しないためにも産業医や職場との面接を通して
・どのように復帰するか(時短からフルタイムなどへの移行方法)
・定期的な面談
・周囲の精神疾患に対する理解
終わりに
今回書いたのは一部分のみ。
本ではより詳細に多くの内容が書かれています。
復職、就職に向けて非常に参考になる一冊です。
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リワークに通う場所がない!
受診先に併設されていない場合もあるので、
主治医と相談してみたり、自身でプログラムを立ててみたり。
再休職を防ぐとともに、病状の変化を少なくすることも期待できます。
復職や就職を目指している方には非常にオススメです。
ぜひ、手にとってみてください。