PR
スポンサーリンク

【中年バイトの正体とは】遅番にやらせとけ 著:キタハラ

小説
この記事は約8分で読めます。
とーさん
とーさん

この度、キタハラさんの
【遅番にやらせとけ】

を読みました。

この記事はこんな方にオススメです!

・書店を舞台にした小説を読みたい
・小説を読みたい
・若い小説家の本を読みたい
とーさん
とーさん

みなさんはどんな小説を
読みますか?

私は目に留まったものを読んでいます。

気がつくとジャンルが固まっていたりしますが

みなさんはどうでしょうか?

そんな方にオススメしたいのがこの本。

書店が舞台のお話ですが、

ただの書店員の話ではありません。

ゆるい感じで始まったと思いきや、

読み進めるごとに様子が変わっていきますよ。

早速、本を紹介していきます!

スポンサーリンク

作品情報

著名 遅番にやらせとけ 書店員の逆襲
著者 キタハラ
出版 KADOKAWA
ページ数 240

読んだ動機

とーさん
とーさん

・ふと目に留まったから
・表紙が面白そうだったから。

 

本のあれこれ

キタハラさんはどんな人物?

キタハラさんは東京都生まれ。

『熊本くんの本棚』

第4回カクヨムWeb小説コンテスト

キャラクター文芸部門大賞を受賞。

著書に『熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス』

(KADOKAWA、 第10回Twitter文学賞国内編第3位)

などがあります。

とーさん
とーさん

私は紹介している
遅番にやらせとけ
で知りました。

 

学生バイト達が主人公

【爽快堂書店】という店が舞台の作品です。

書店には早番、遅番といった勤務形態があるようで、

今回は遅番たちのお話。

この書店の遅番は学生バイト達がメイン。

しかし、この学生バイト達は、

シフトに入っていなくても、毎日のように

事務所に集まっています。

なぜ集まってくるのか。

バイト達の個性にも注目です。

遅番歴の長い、中年バイト庄野

学生たちに紛れて働いている

中年バイトの庄野。

30代で長くこの書店でバイトをしている。

いわば、遅番たちの教育係。

しかし、なぜ長く働いているのか、

遅番たちには謎となっている。

庄野とはいったい、何者なんでしょうか。

各章は各大学生が主人公

この小説は第5章までに分かれています。

各章で主人公の各大学生が中心となり、

そのなかで庄野がサブキャラとして出てきます。

各大学生の感情や考え、どういう人物なのかが

わかってきます。

ゆるい展開が段々と真面目になっていき、 意外な結末が待っている

最初はゆるい展開で小説が進んでいきますが、

次第に真面目な内容になっていきます。

表紙からでは想像つかない展開です。

時折店長が出てくるのですが、

店長とは何者か、謎の男庄野の正体、

大学生は庄野との関わりで何を学ぶのか。

最後は書店員としての話ではなく、

私たちも考えさせられる内容となっています。

終わりに

表紙や最初の内容からは、

ゆるい展開の話だと思いがちです。

しかし、読み進めるごとに真面目になっていき、

引き込まれるようになっていきます。

最初は読むのを止めてしまいそうになりますが、

読み進めると面白くなっていくと思います!

わたしたちも考えさせられるお話です。

ぜひ、読んでみてください!

タイトルとURLをコピーしました