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【現代とはかけ離れた実態】カルト村の子守唄 著者:高田かや

エッセイ
とーさん
とーさん

この度、高田かやさんの
【カルト村の子守唄】
を読みました。

この本はこんな方にオススメです!

・知らない世界を知りたい方
・非現実な生活を知りたい方
・実体験を読むのが好きな方
とーさん
とーさん

みなさんは普段、

どのような生活をしていますか?

一人暮らし、実家暮らし、同棲、

家族、子ども、などなど・・・。

色々な方と生活を送っていると思います。

ご飯を作ったり、買い物をしたり、

仕事をして家事をしたり。

これらが当たり前になっていると思います。

当たり前というか、

これらをしないと生きていけないですよね。

そんな日常が当たり前ではなく、

非現実な日常を子ども時代に経験した

著者が書いたのがこの本。

これら人気シリーズの第3弾となっています。
私は紹介する本からこのシリーズを知ったのですが、
びっくりというか、度肝を抜かれました。
さっそく、この本を紹介していきます!
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作品情報

書名 カルト村の子守唄
著者 高田かや
出版社 文藝春秋
貢数 141

読んだ動機

とーさん
とーさん

【カルト村】

というワードに惹かれたから。

 

本のあれこれ

カルト村とは

カルト村とは、農業を中心とした生活拠点。

【お金】という概念はありません。

両親は朝早くから労働をし、

子どもは親元を離れて生活をする。

会えるのは1か月~3か月に1度。

私がもし、カルト村の住民だった場合、

親や子どもの立場だとしても

生活したくないと思ってしまいます。

両親はなぜ、カルト村に入ったのか?

著者がカルト村で生活しているのは、

両親がカルト村に入ったから。

両親は最初からいるのではなく、

大学生から入りました。

なぜ、カルト村に入る必要があったのか。

そんないきさつを知ることができます。

両親の他に世話係がいる

両親と離れて暮らすカルト村。

両親の他に【世話係】という人がいます。

いわば、保育所の先生です。

その先生にも当たりはずれがあるようで・・・。

これは私たちも一緒のような気がしますね。

しかし、その良い悪いは度が外れていて・・・。

世話係で当たりはずれがある

悪い世話係にあたった高田さんや友達。

良い世話係さんの時は、

おもちゃやテレビ・遊ぶことは自由でした。

しかし、悪い世話係さんが来たとたん、

これらは禁止されました。

遊んでいいのはビー玉やめんこ。

漫画も没収。

ちなみに平成のお話です。

考えられないですよね・・・。

虐待・暴力は当たり前

悪い世話係さんがきて漫画を隠しもったり、

気に食わないことがあると、

殴る、蹴るなどが当たり前になってきます。

平手打ち、食事抜き、閉じ込める、

正座や長時間立たせる・・・。

現代では暴力や虐待に入りますよね。

そんなことを【当たり前】と思っていた高田さん。

そんな心情が描かれています。

 

終わりに

本の内容を小出しにして紹介しました。

現代では考えられないお話ですが、

【平成】のお話です。

どれも高田さんが肯定的に話されているので、

私はなんだか不思議な感覚でした。

わたしだったらトラウマになったり、

怒り狂いそうになりそうです。

そんな幼少期の生活をしていたカルト村。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

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